ボランティアの方と小学生以下の児童が一緒に、月1回絵画や工作を行います。季節によって七夕飾りやクリスマスツリー、正月遊びなどを行っています。
ボランティアの方々と一緒に半年間かけてオリジナルの舞台作品をつくり、年度末には施設内で発表会を行います。
インストラクターの方と子ども・職員が少人数のグループでヨガを行います。ゆっくりと身体を動かしながら、ストレスや緊張をやわらげていきます。
東京都の児童養護施設対抗ドッヂボール大会・サッカー大会・マラソン大会などに出場しています。本番に向けて施設内でも練習を重ねます。
主に中学生が、受験対策や日々の学習補助のため通塾しています。また、スポーツ・絵画などの習い事を通じて、得意な部分を伸ばし自信を育みます。
必要に応じて、プレイセラピーやカウンセリングなど心理職による個別的なかかわりを行っています。
子どもの生い立ちを振り返り、子どもが希望する情報を伝えたり、なじみのある場所を訪ねたりしています。
食育の一環として、栄養士が子どもと園庭で野菜を育てたり、お菓子や野菜を一緒に作ったりしています。
子どもたち自身が卒園後の人生を思い描き、周囲の人や社会資源を適切に頼りながら生活できるように、日々の生活支援のほか、自立支援コーディネーターを中心に、具体的な情報を伝えたり、必要な機関や支援者につなげたりしています。
卒園後も子どもや家族とかかわりを続けています。成人を祝う会の実施のほか、個々の事情に応じて電話やメールでの連絡、家庭訪問などの支援を行っています。
離れて暮らす家族とのつながりを大切にし、お互いが安心して過ごせる距離で交流を深めたり、面会や帰宅を通して家族が再び暮らせるように支援をしています。
里親を希望する人への情報提供や里親制度の広報活動を行っています。また、施設内での研修や実習体験などを実施しています。
地域の関係機関や支援者と協働して、施設内の一部を開放し学習支援や食事作り、遊び場の提供などを行っています。
7月に地域の方をお招きするお祭りを行っています。出店やステージ出し物など子ども達が楽しめるイベントです。
子ども達がNPOの方達と企画して、ハロウィンパーティーを毎年どんなパーティーにするか、どの衣装に変身するか恒例行事となってきています。
お正月の鏡餅やのし餅の準備のため、もち米を蒸かすところから行います。子ども達も順番にお餅をつき、色々な味や豚汁なども用意して楽しんでいます。
それぞれの生活棟で用意するお雑煮コンテストや、新年の抱負を書いたり、ゲーム大会をして新しい年の顔合わせを職員と子ども達で行います。
卒園した成人の方たちをお招きして、お祝い会をしています。スライドや写真で懐かしい思い出話に華を咲かせ、在園児も希望者は参加しています。
進学や卒園の節目にあたる子ども達を主役に、お祝いの会を行っています。お世話になった方達や退職した職員も声をかけ子ども達の成長を見守っていただきます。
2000年6月の社会福祉法改正に伴い、入所児童等の苦情解決を図る仕組みを備えています。事務棟、本園各棟、各グループホームに相談ボックスを設置し、あわせて「相談の日」を年3回開催しています。
東京都が発行している『子どもの権利ノート』を全児童が確実に所持できるよう配慮し、子どもへの暴力防止プログラム「CAP」を毎年実施しています。
相談ボックスに投函された児童からの苦情や意見、要望などは、直接、苦情解決責任者である施設長に届きます。記名がされている場合には、苦情解決責任者が当該児童に対して、投函された内容について話を聞く仕組みとなっています。
学期ごとに1回、年3回第三者委員を招いて、全児童と個別面接をしてもらっています。職員には普段相談しづらいことや言いづらいことなどを、距離を置いた別の視点から聞きとっていただいています。
「相談の日」に部活や塾などで不在の児童は、第三者委員へ手紙を手渡す仕組みにしています。
児童が話す内容については、公開範囲を予め聞き取り、解決に当たる職員を選定しています。公開の限定がない場合は、各種会議で職員が解決方法を検討しています。
これまでに児童の意見を受けて、各児童の部屋に鍵を取り付けたり、中学生以上にスマートフォンを貸与したりといった生活改善を行っています。
小学生以上の全児童に対して配布されている『子どもの権利ノート』等を通じて、各児童が自分の権利を知り、あわせて全ての人に同じ権利があることを学んでいます。
自分のもつ権利や、さまざまな暴力から自分を守る行動について学び、適切に大人に相談できるよう、毎年外部の講師を招いて実施しています。
準備中です
毎年、各職員の目標や力を入れて取り組みたいこと、施設内での役割、研修参加計画などを明確にするため、個人目標シートへの記入を行っています。記入した内容をもとに、チーフや施設長と今後の役割や期待について話し合い、希望する研修や必要と思われる研修の受講につなげています。
全養協作成の「児童養護施設の研修体系」などを参考に、施設内外における研修実施・参加のあり方を整理し、職員の経験年数や希望、必要等に応じて外部への研修へ計画的に派遣しています。
〈2016年に子供の家職員が参加した研修の一部〉
子どもの虹情報研修センター研修、SBI施設職員研修、東京都児童相談センター研修、全国性教育児童養護施設サークル秋季セミナー、全国社会福祉協議会研修、全国児童養護施設長研究協議会、児童部会新任研修、児童部会中堅研修、全国児童養護問題研究会全国大会ほか
全体研修を年6回程度行うと共に、経験年数に応じた新人・中堅研修もそれぞれ実施しています。
〈2016年に実施した全体研修一覧〉
4月「記録の書き方」早川悟司(子供の家)
6月「暴力への対応」久松久美子氏(都立小児医療センター)
9月「子ども虐待とアタッチメント」西澤哲氏(山梨県立大学)
10月「枠について考える」星野崇啓氏(さいたま子どものこころクリニック)
11月「清瀬における子どもと家族の支援の実際」福本麻紀氏(おひさまネットワーク)
12月「インターネットトラブルを防ぐために」佐川英美氏(セーファーインターネット協会)
2月「子どもたちを取り巻く性情報」佐々木玄氏(エスオーエスこどもの村)